2013/4/13　予備観望会報告

レポート：アミーゴさん

好天に恵まれて今年初めての富士山西臼塚での観望会となりました。 私は遅く出て22時ごろに現地に到着すると、良い星空に恵まれて観望日和でした。 まずはヤスさんの46cmドブソニアンでいくつか観望させていただきました。 特に球状星団のM13の中心部の星がよく分解する様子や輪の開いた土星の姿は見ごたえがありました。 続いてハセガワさんのFS128で土星を見せていただくと、こちらも見ごたえのある姿で良い感じです。 私もミューロン210を組み立てて観望を初めまして、以下の天体を今回観望しました。 ・M13・・・ヘルクレス座の球状星団でパンオプティック２４mmで約１００倍で見ると中心部の星もよく分解して見えました。 ・M4・・・さそり座の１等星アンタレス付近の球状星団。M13に比べるとこじんまりしています。 ・M81・・・おおぐま座の系外星雲、M82よりは大きめです。 ・M82・・・おおぐま座の系外星雲、M81の近くで小さく見えます。 ・M57・・・こと座のリング状星雲。パンオプティック24mmで約100倍でみると大きめにリングが見えてわかりやすかったです。 ・土星・・・リングがかなり開いてきて良い見え方でした。 途中で久々にヤスさんのカメラで富士山をバックに今日の参加者での集合写真＆星景写真を撮りました。 富士山と星空が写ってよい感じです 夜半を過ぎて1時30分くらいから薄い雲が出てきて観望が難しくなってきたためこの辺でみなさん片づけてお開きとなりました。 今回は遅めに富士山に行ったのもあり、少なめの観望でしたが、いろいろ楽しめました。次回も良い星空を期待したいです。

レポート：ハセガワさん

チェーン着装表示に多少びびりながらもスカイラインを上っていくと、特に残雪は見当たらず、すんなり西臼に到着。 快晴に近い状態で、既にKamiyaさん、ヤスさん、Sekigawaさんらが準備に入っていました。私も急いでいつもの屈折をセット。歳のせいか、アトラクスはちっともラクでは有りません。車の暖房でよーく温まった鏡筒を西に傾いた木星に向けて見ると、やっと2本の縞がわかる程度で今シーズンは店じまいですと告げています。 幸いなことに今回は明るい屋台は出現せず、落ち着いて観望が楽しめました。薄明が終わる頃にはまずまずのシーイングでした。 黄砂か水分のためか、いくらか透明度が落ちていましたが、それでも久しぶりの満天の星です。 その後アミーゴさんも到着し、ミューロンをセットされました。 メジャーどころのＭ天体をしし座あたりから気合とそらし目で流していると、ヤスさんからハッブル変光星雲がみえますよ声がかかりました。 覗かせていただくと見事な3角形で写真の世界が目の前に出現です。 彗星の頭部と言われたら信じてしまいそうです。 このほか４５６５などいくつか拝見、続いて双眼装置で巨大な土星を見せていただき、大口径ドブの本領発揮です。 たまたま写真派のビジターの方が訪れて、Sekigawaさんと撮影談義で盛り上がっていました。 ヤスさんに皆さんの記念撮影をしていただいた後、私は久々の星見にいたく満足して早めに撤収させていただきました。