【深夜の情報収集】
日食前日の夜、「明日朝の天気は曇り」という予報を見て、晴れそうな場所へ遠征しようと決意したものの、どこに行こうか意見がまとまりませんでした。実は当初は、はるパパさんとクマさんは浜松方面、私は群馬方面に行くつもりだったのです。「全員で同じところに行って曇ったら全滅だけど、バラバラになれば誰かしら見れる」という説も出たほどです。ところが、ツジさんのメールに紹介されていたGPV気象予報で詳細な雲量の予想をチェックすると、埼玉や山梨が晴れだと分かったのです。すでに深夜でしたが、メーリングリストや電話連絡で双葉SAに行くことで意見がまとまり、みんなで見ることに決まりました。
【続々と集結】
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ピンホール
by べにてん
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双葉SAに着くと、すでに はるパパさんとクマさんが機材を展開中。日食目当ての天文屋さんも続々集結してきます。GPV気象予報を見て双葉SAに決めた人も多かったようです。駐車場に三脚がずらり。SAの建物の裏手にも、100人を超える天文屋さんがずらり。SAはトイレも食堂も駐車場も近くて最高のロケーションです。丹星のメンバーも次々に合流。やっぱり日食は大勢で見るのが楽しいです！ねこにゃんさんがピンホール投影用の用紙と錐を貸してくださったので、私も記念に「金環日食」の文字を作成しました。
【食の瞬間】
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金環食中
by べにてん
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日の出からずっと危なげなく晴れていたのですが、あろうことか金環食の６分前に太陽に雲がかかりました。これには肝を冷やしましたが、雲越しに見る太陽の姿もなかなか美しかったです。そして雲はその２分後に取れて、金環の始まりから終わるまでは大丈夫でした。皆既日食では、皆既になる瞬間と終わりにダイヤモンドリングが出来るのでハッキリと第2・第3接食の瞬間が分かるのですが、金環日食では第2・第3接食の瞬間がいつなのかちょっと分かりにくかったです。事前の情報では金環食中でもほとんど暗くならないとの事でしたが、部分食の進行とともにどんどん暗くなり、金環食直前からは体感温度もかなり下がりました（上着を一枚羽織りました）。
【感動体験】
金環食の間は、太陽と月と自分と地球が一直線なんですよね。そんな宇宙スケールな体験をできるなんて日食最高です！わずか数分間の体験ですが、それがかえってドラマチックでよい。日食直後は、やはりみなさん素敵な笑顔をされています。興奮？満足感？何なんでしょうか、とにかくハッピーでした。
【晴れ男！？】
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晴れ男
by ねこにゃん
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今回は直前まで天気予報がどんどん変ったので、行き先を決めるのに本当に迷いました。みんなで一か所に賭けて、見事に日食を見れて本当にうれしいです。これで私は皆既日食３戦３勝と金環日食１戦１勝で、日食晴天率100％継続です。「自分が行くと晴れる」というより、「晴れそうな場所を嗅ぎつける」という感じなのですが、それも晴れ男ですよね！？観望会に一人いると便利な「晴れ男」を、今後ともよろしくお願いいたします(笑)
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