７／５の観望会は天気の予想がひじょうに難しい状態のため、会の正式なアナウンスとしては中止でした。しかし、天気図と気象衛星写真をよく見れば雲間からなんとか星が見えそうなかんじです。もしダメであっても急に蒸し暑くなった平地から逃げたい衝動と不具合を改修したドブソニアンのチェックのために新五合目へ出かけてみました。
富士山は７／１に山開きをしているので登山客は多いですが、折からの天気予報を受けてさほど混雑していません。現着時には雲海と笠雲崩れの吊し雲の間に晴れ間が見え観望だけならなんとかなりそうな空です。バスターミナルの奥で改修したドブソニアンを調整している内にヒデアキさん、ハセガワさんと到着されます。皆さん天気を期待されていないため軽装備です。しかし、下は雲海で上は雲がどんどん減っていき濃い天の川側が見えるようになると機材を持ってこなかったことを後悔する声もちらほら。時折雲に覆われながらも幾つか対象を見ているともちっとさんも久しぶりの登場で今夜のメンバー全員集合です。
観望のほうはポンセットマウントに乗ったドブソニアンを使いメジャーな対象を攻めていきます。マウントのおかげで高倍率でも集中して対象を覗けるようで、なかなか細かい所まで見えているようでした。特に３００倍で見るＭ１３、Ｍ２２の迫力と木星の模様に皆さんビックリされています。視野の中を動いていく対象を追いかけるのとは違い目の持つ解像力のよい所に対象を持っていけるのと良シーイングを待てる余裕から覗く時間も普段より長くなっていきます。
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